APT (Aptos)

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概要

Aptos は、進化するように設計されたレイヤー 1 ブロックチェーンです。 Move を使用して構築され、開発者が将来性のあるアプリを効率的かつ楽しく構築できるホームを作成します。

世界中の350人以上の開発者によって開発されてきたAptosブロックチェーンは3年間にわたる開発期間を経て2022年10月18日にメインネットをローンチ、Meta(旧:Facebook)の元社員であるMohammad Shaikh氏(Aptos共同創設者兼CEO)やAvery Ching氏(Aptos共同創設者兼CTO)などが開発に携わっていることから『元Metaの開発者が作った注目の暗号通貨・ブロックチェーン』としても注目を集めています。

特徴

  • 高い処理性能を持つスケーラブルなレイヤー1プロジェクト:現状のテストネットでの数値では、約1,000TPS(1秒間に処理できる取引の数)となっていますが、将来的にはこれを10,000TPSにまで拡大する計画となっています。ビットコインのTPS平均値は約7TPSなので、かなり高速でトランザクションを処理できることがわかります。
    また、Aptosでは「Block-STM」というトランザクションを並列処理できる技術も導入しており、スケーラビリティを拡大しているという特徴もあります。
  • 「Move」という独自の言語によって開発が行われている:「Move」は、もともとMeta社(旧Facebook)で開発が進められていたDiem(ディエム)で使われていたプログラミング言語です。「Move」では、スマートコントラクトやトークンの情報を保存する際、同じもののコピーや紛失が起こらない設計となっており、ブロックチェーンにおいて重要となる二重支払が発生しないという特徴があります。この独自の言語によってAptosのセキュリティを高めており、イーサリアムなどで採用されているSolidityよりも安全性が高いと言われています。
  • Aptos BFT(Byzantine Fault Tolerant)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用:Aptos BFTも、もともとは「Diem BFT」というMeta社(旧Facebook)で開発されたコンセンサスアルゴリズムです。そこに「HotStuff」というテクノロジーが追加しています。HotStuffとは、ビザンチン障害に対して耐性を持っているプロトコルであり、「全てのノードが連絡を取りつつも、選ばれたリーダーがノードの連携をまとめるシステム」となっています。つまり、リーダーが全体を統括することで、ノード間のコミュニケーション回数が減少し、処理速度を大きく向上させています。

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  • 2022/10/18
    メインネットローンチ

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